検索エンジンは今、
スマホなどモバイルでの閲覧環境が良好であることを重視しています。
スマホでの良好な閲覧環境を「モバイルフレンドリー」といいます。
モバイルフレンドリーであることをシグナルとして活用しています。
●モバイルフレンドリーアップデート(2015年~)
…ランキング要素に「モバイルフレンドリーであること」が加えられました。
●モバイルファーストインデックス(2018年~)
…検索順位評価が、パソコンからモバイル中心に変更となりました。
●ページエクスペリエンスアップデート(2021年~)
…ページエクスペリエンスとは、快適な閲覧環境であることを指し、
モバイルの表示速度、モバイルフレンドリーなどが検索ランキングを決めるアルゴリズムの一つとなっています。
モバイルフレンドリー対策をしよう!
では、自分のサイトをモバイルフレンドリーにして行きましょう。
レスポンシブデザインを使用する
モバイル対応デザインはいろいろあり、
パソコン専用サイトではなく、モバイルに対応するデザインシステムがあれば一応はOKです。
ですが、もっとも良いのは
レスポンシブデザインを採用することです。
他のモバイル対応は
パソコン用とモバイル用の2つのファイルを作成して
パソコンからの閲覧信号が来たらパソコン用
スマホからの閲覧信号が来たらモバイル用
と
閲覧信号を受けて、返すファイルを変えています。
レスポンシブデザインは
1つのファイルですべて対応します。
閲覧モニターの横幅に応じてデザインが変化するだけですので
パソコンからの閲覧でも
スマホからの閲覧でも
同じファイルを送るだけ。
閲覧側は、横幅に合わせて変化するウェブサイトを見るわけですから
ファイル送信ミスも起こらず、
読み込み速度も速く、
URLも一つですので、リンクやシェアもしやすい。
レスポンシブデザインが、モバイル対応の現在の主流であり
グーグルも推奨しています。
これからりにゅうーあるをお考えの場合は、レスポンシブデザインを選ぶようにしてください。
実際に自分でスマホ閲覧して改善する
自分のサイトを、スマホで閲覧して、使ってみて
閲覧環境が良好かどうか、チェックして改善してください。
●文字は小さすぎませんか?
●スマホ画面からはみ出していませんか?
●図や表は読みやすいですか?
●リンクボタンは、指でタップしやすい間隔ですか?
これらを確認しましょう。
改善が終わったら「モバイルフレンドリーテスト」を行います。
これはGoogleが提供しているテストで
URLを入力するだけで、
自分のサイトがモバイルフレンドリーかどうかチェックできます。
↓
モバイル フレンドリー テスト - Google Search Console
もし「モバイルフレンドリーではありません」と表示されたら
問題点が合わせて表示されますので
確認して改善して行きましょう。