ChatGPTが2022年11月に登場して、話題となり、
実際に使ってみた方もいいと思います。
AIの到来を多くの人が実感し始めたのが、2023年ということかもしれません。
ホームページを運営し、ビジネス活用を感がている方にとっても
AIが今後どのように活用されるのかは重要なポイントでしょう。
検索エンジンもAIの搭載を2015年に始め
さらに進化したモデルが登場しようとしています。
●2015年、RankBrain導入
検索された文字情報をAIが文章として理解して
より的確な検索結果を返す仕組みとなりました。
●2018年、Neural matching
検索クエリとホームページコンテンツの両方をAIによって文章把握できるように進化。
●2019年、BERT
文章把握を複雑な文章でも可能にするように進化したAIモデルを
検索エンジンに搭載。
●2023年、MUM
BERTの1000倍の能力と言われるニューモデルAIの搭載が
2023年末から始まるとGoogleが発表。
将来的には、文章だけでなく、画像や音声言語も理化し始めるということ。
検索エンジンがAIによって進化し続けています。
AI搭載による検索エンジンの進化は
SEOにも当然影響を与えます。
たとえば「タイトルタグ」の設定内容。
従来は、単語(ワード)のマッチングが必要でしたので
関連キーワードを埋め込んで行くことが多く行われていました。
ですが、AIが関連するワードを理解してくれますので
例えば「方法」と「やり方」というワードは同じ意味と理解してくれますので
タイトルタグに「やり方と方法」などのように入れる必要はなくなります。
また、ChatGPTやバードなどの対話型AIサービスの登場で
ウェブサイトのコンテンツに求められる内容も変化が生じます。
対話型AIサービスは、膨大なデータから、即座に
網羅的で的確な回答を返してくれます。
ただし、その回答は、平均的で、ある意味「模範解答」的なものです。
では、検索エンジンは、どのように差別化し、
対話型AIサービスと違った価値を提供するのか?
検索結果として上位表示するウェブページを
「深掘りした」「他では得られない」「独自性のある」
コンテンツをもっているものにしてゆく
ということです。
つまり、コンテンツの独自性が、
SEOの評価ポイントとしての比重が高まることを意味します。
「どこにでもある」「他サイトを言い換えただけ」のコンテンツは
評価が下がり、
コピペに近いコンテンツが多いサイトは
AIが判断して、サイト全体の評価を下げて行きます。
ChatGPTを活用してコンテンツを作成することは
全く問題ないですし、
積極的に活用すべきなのですが
そこに「独自性」「深掘り」「新たな見解」「他にはないデータ」
などを加えないと
SEO効果は見込めない・・・ということなのです。
AI時代は、
新しい時代に応じたSEOで
ホームページ集客を実現して行きましょう。