ホームページ制作で集客力を50倍にする方法

ホームページ制作はビジネスの成否に直結します。集客力を50倍にするホームページ制作方法をご紹介して行きます。

ステマ規制が10月から始まる!ネット情報は浄化されるのか?

ステルスマーケティングステマ)ってご存知でしょうか?

 

 

企業が、誰かに対価を支払って、

自分の意見のような形で、自社商品を持ち上げる記事を書いてもらうこと。

 

または、

企業が、広告代理店などに対価を支払って

競合会社にマイナスイメージがつくような口コミやレビューを書かせること。

 

このように、対価をもらいながら

「客観的な意見のように見せかけて」

自社に有利に働くブログ記事・SNS発信・口コミ投稿を行うこと・・・

 

これがステルスマーケティング

 

これがどれくらいの規模になっているというと

クチコミ・レビューの20%くらいが、ステマではないかと言われいます。

(実態はもちろん不明ですが)

 

一般の消費者は、それとは知らずに

口コミなんかを見て「良さそうだ」「これほしい!」と思って

購入に誘導されています。

 

欧米では10年も前に規制されているというのに

日本では規制がなかったため、ネット情報がむごい状態にあります。

 

そしてようやく、この10月から

ステマ規制が導入されるということが発表されました。(3月28日)

 

ステマを依頼した企業には罰則が

 

ステルスマーケティング

 

依頼する企業側と

受ける広告代理店やインフルエンサーの側があります。

 

今回、規制対象となるのは

ステマを依頼した企業」となります。

 

ステマを受けた側は、規制対象ではありません。

(米国・EU・韓国などでは、依頼側・受注側の双方に罰則があるのですが)

 

ステマ依頼が発覚した場合、

景品表示法5条3項違反として

是正勧告と企業名公表がなされます。

(さらに罰金等も科されることがあります)

 

かなり緩い規制とも言えますが

依頼側に規制がかかることで

ステマが野放し・やりたい放題」だった状況は、少しは改善されるでしょう。

 

インフルエンサーは、「広告」などの明示を

 

インフルエンサーが、金銭を受けて企業の宣伝記事を書く場合、

必ず「広告」「プロモーション」などの文字を大きく表示しなければなりません。

 

インフルエンサーに罰則はないのですが

依頼した企業側に罰則が課されますので、これは必ずおこうことが必要です。

 

こうなると、インフルエンサーに依頼する「うまみ」がなくなりますので

これまで企業からインフルエンサーに流れていた莫大なお金の流れが止まるかもしれません。

 

どちらにしても

「おすすめ商品紹介」「比較サイト」「口コミ」「レビュー」など

ステマでおかしなことになっていた状況が

少しづつですが、変わって行く方向になることは良いことです。

 

あとは、規制当局の運用次第ということになるかと思います。

 

ステルスマーケティング規制とホームページ運営者の注意点