SEOとは、Search Engine Optimization(検索エンジン最適化)つまり、
自分のホームページを、検索で上位に表示させる対策、ということです。
誤解されているSEO
ですが、このSEO、多くの人に誤解されています。
どういう誤解かといいますと
「SEO=テクニック」
なにか、魔法のような方法があって、それを行えば検索で上位になって
ネットからの集客が簡単に行える、
という誤解です。
一昔前(10年以上前)までは
これは誤解でもなんでもなく、「事実」でした。
検索エンジンがまだ「黎明期」段階にあり、
検索で上位以下するために「外部からリンクをはれば簡単」
という時代があったのです。
「相互リンク」だの、「リンクのための登録サイト」だのが流行し、
実際にそれをやると面白いように検索順位が上がったのです。
こうなると、検索で上位になっているサイトを見ても
「内容がウソだらけ」
「読んでもつまらない」
へたすると「詐欺に近いサイト」
などが
テクニックによって上位になってしまう、
ということでした。
実際に、こうしたテクニックを教える高額なセミナービジネスや
「SEO会社」という、有料リンクを売る会社が大きな利益を得た時代です。
大転換を遂げた検索エンジンとSEO
このように単なるテクニックで検索で上位表示ができてしまうと
検索そのものへの「信頼」が落ちて行きます。
「内容がよいサイト」ではなく
「裏テクニックを駆使したサイト」が上位になるのでは
上位表示したものを読んでも「おもしろくない」し、「ウソの情報がある」し、
場合によっては「詐欺まがいのサイト」も交じってしまいます。
そこで、検索エンジン運営者であるグーグルは
大規模な転換策を次々に繰り出して行きました。
ペンギンアップデート(2012年~)
パンダアップデート(2013年~)
が有名ですが、
かんたんに言えば、
これまで通用した「裏テクニック」では上位表示できないだけでなく、
これらを使うと逆に「ペナルティーを受ける」
仕組みに変わったのです。
これにより、低品質のサイト、内容が乏しいサイトは
検索で上位表示できなくなりました。
新しいSEOとは?
では、現在、「SEOを行う」とは
どのようなことをすることを指すのでしょうか?
ネット上や書籍には
事細かな細部にわたるテクニックが書かれていますが
(これらをきちんと行うことは大切ではありますが)
重要な点は、以下の3つです。
これらをきちんと解説するのは長くなりますので
次回にご説明して行きます。
今日は、上記の3つが、新しい時代のSEOであり、
ほとんどのホームページ制作業者はまったく「知りません」ので
ホームページ制作業者にサイト制作を依頼しても「検索上位になれない」
ということを押さえていただければと思います。
では、また次回に。